親知らずの抜歯

親知らずの抜歯のタイミング

親知らずは、20歳前後に生える第三大臼歯の奥歯です。進化の過程で不要となった歯で、現代では上下4本の親知らずがすべて生えそろう人は全体の4割にも満たないといわれています。
日本人の骨格では、特に一番奥の親知らずは横か斜めに生えるケースがほとんどで、仮に一見問題なく生えているように見えても、磨きにくさにより汚れが溜まるなどの原因で周りの歯ぐきに炎症を起こす可能性があります。
トラブルが起こる前に親知らずを抜いておくことで、その1本前に生えている歯の生存率が格段に上がります。
また、抜歯した後の骨の治癒という問題もあります。親知らず抜歯後、親知らずがあった部分は骨で埋まりますが、ある程度年齢が進むまで親知らずをそのままにして痛みが出てから抜いた場合だと、骨が回復する力が弱まっており綺麗に治りません。
そのため、成長発育因子のある20歳前後で抜歯することが、残された手前の歯を長く使っていくためにも大きな意味を持ちます。

親知らずの抜歯に不安な気持ちを抱かれている方へ

多くの患者さまが、親知らずを抜くことに不安を感じられています。
その心配は大きく2つに分けられます。

治療に伴う「痛み」

「抜歯をするのは痛いのでは?」という気持ちからの不安です。周りからさまざまな体験談を耳にして、先入観で怖がってしまっている方も多数いらっしゃいます。
しかし、親知らずも1本の歯であり、他の歯と同じようにしっかりを麻酔を効かせてから抜歯に入るので、抜歯中に痛みを感じることはありません。麻酔の準備から抜歯の処置中、抜歯が終わった後に至るまで、当院では患者さまの不安や痛みを最小限に抑えるためのあらゆる工夫をしております。

抜歯によって起こり得るトラブルへの不安

医学的な不安として、抜歯によって起こるトラブルを心配される方もおられます。
当院では診療科目の一つとして口腔外科を掲げており、心臓疾患や血液疾患、糖尿病などにかかっておらず、血が止まりにくいなどの特別な体質でない限りは、難易度の高い抜歯であってもほとんどの症例で充分にご対応が可能です。
事前にCTを撮影して親知らずと神経との距離を明確に測り、麻痺などの事故が100パーセント起こらないよう、細心の注意を払って抜歯を行っていますので、ご安心ください。
どうしてもご心配な場合や、非常に困難な症例に関しては、愛知学院歯学部附属病院や愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、トヨタ記念病院などの大学病院と医療連携を行っています。
当院を通して予約を取っていただくことで自動的にカルテが作られ、予約日当日は総合窓口に行くことなくそのまま口腔外科の受付に向かって診療を受けていただくことができるため、患者さまにとって大きな時間の節約にもなります。

抜歯後の治りを良くするための再生治療にも対応

当院では、抜歯した後に歯ぐきの治りを促すための再生治療もご提供しています。
PRF(Platelet Rich Fibrin)療法と呼ばれるこの治療法は、抜歯の処置前に患者さまから採取した血液を専用の遠心分離機にかけ、血小板を通常より多く含むPRFを作り、親知らずを抜いた後の穴に入れるというものです。
血小板には細胞を作り、細胞や組織の成長を促す働きを持ち、傷の治りを早める成長因子が数多く含まれています。ご自身の体から取った成分なので、身体に優しく、安全性も確立されています。
親知らずを抜歯した後に大きな穴があいたままになり、その部分感染を起こして痛みや腫れが長く続き、お薬を飲み続けなければいけないということが昔は多く起こっていましたが、抜歯直後にPRFを入れることによって治りが格段に良くなり、普通に生活を送れるまでの時間が大幅に短縮されるようになりました。
PRF療法は、インプラント埋入のために抜歯した部分の骨を早く再生させる目的でも多く行われています。
PRF療法を含む再生療法を行うためには厚生労働局の認可が求められますが、当院では必要な手続きを行い、正式な認可を受けた上で安全で精度の高い再生医療をご提供しています。

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地域の皆さまの歯を守る「まちの歯医者さん」として、皆さまに愛されるクリニックでありたいと思っています。
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